髑髏城の七人〜アオドクロ
メッセージ
  アオドクロ上映会について  
     
いのうえひでのり氏中島かずき氏
市川染五郎氏鈴木杏氏ラサール石井氏佐藤アツヒロ氏粟根まこと氏三宅弘城氏
     
  いのうえひでのり(演出家・作家・劇団☆新感線 主宰)

 
   「髑髏城の七人〜アカドクロ」の舞台映像に引き続き、今回、‘04年秋に日生劇場で上演されたアオドクロの舞台映像も、劇場で公開上映されることになった。
アカ・アオどちらも作品にも関わった者としては、どちらも劇場公開に耐えうる作品になったんだ、と実に誇らしい気持ちだ。
チャンバラ活劇「いのうえ歌舞伎」の最高傑作をアカドクロとするならば、ある意味、アオドクロは新感線エンターテイメントの集大成である。
ここに新感線の全てがあると言っても過言ではない!そういう意味では、新感線を見た事がない方々に、その舞台に触れてもらうにはまさに打ってつけの作品と言うことだ。アオドクロは東京公演のみだったしなおさらである。
 間もなく映画「阿修羅城の瞳」が公開されるが、その前に、歌舞伎役者、市川染五郎の舞台での華の威力を思いっきり堪能して頂きたい。旬の女優、鈴木杏も実にキュート。
映像作品として、充分に楽しめると思う。

 
     
  中島かずき(作家)

 
  『アカドクロ』に引き続き『アオドクロ』も映画館公開ということで・・・。
 松竹の宮島プロデューサー、ごめんなさい。染五郎さんの銀幕主役、『阿修羅城の瞳』より先に、イーオシバイがやっちゃいました。まあ、あれとこれとは全く意味が違うけど。
 でも今回の『アオドクロ』、東京公演しかできなかったので、こういう形で再び蘇って地方でも上映されれば、実に嬉しい。  
 この『アオドクロ』は派手で過剰な『髑髏城の七人』。いわゆるThis is the新感線な作品なので、映像になってもその遊び心は充分に伝わると思うし、杏ちゃんやアツヒロ、池内くんなどを代表とするキャストの若いパワーに圧倒されてくれれば、こちらとしては願ったりかなったり。
 舞台作品が原作となって映画化されたり、舞台の収録映像をこうやって映画館で上映したり、どんどん作品がボーダーレスになってます。
 興味のある方はもちろん「えー、でも舞台は生じゃなきゃあ」とおっしゃる方も、ちょっと劇場に足を運んでみて下さい。けっこう面白い体験が出来ると思いますよ。



 
     
  市川染五郎(玉ころがしの捨之介/天魔王役)

 
  アカドクロが初の“ゲキ×シネ”上映を成功させたからにはアオドクロもガツンと楽しませてくれるでしょう。
とにかくあの新感線のお芝居を大スクリーンで、大音量で、芝居に負けないくらいのこだわりで製作された“ゲキ×シネ”なのだから凄いものになるでしょう。
これは舞台の再現VTRでもなく、もちろん映画でもない、今までにないジャンルの芝居です。
それはこの製作チームがこだわって生み出した凄いものですよ。
でも撮られる側としては撮影する日の公演はとても異質な緊張感があるんですよ。
客席の上手、下手、正面はもちろん二階席、花道、舞台っ面にまでバズーカ砲みたいなカメラがあって、さらにそのカメラが無人なのに動くんですよ。
気になるのになんかサービスしたくなる衝動を抑えて芝居をやっていました。
顔のアップはもちろん一瞬の目の動きや指先のアップなど細かいカットも入りつつ、作品の良さや芝居のライブ感を十二分に感じることの出来る奇跡がそこにあります。
────────────────────────────────────────

いやー、面白かったですね、単純に。自分がやってましたけど(笑)。
これはアリだと思いました。映画じゃないし、舞台とも違うし、舞台中継でもないし。
でも舞台のライブ感というか臨場感というのがすごい伝わって、面白かったですね。
これはイーオシバイさんにしかできないですよ。お世辞ではなく。
だからバンバンやってほしいし。
映像化できるだけのクオリティの高い舞台作品でないと成り立たないというのはありますけど、そういうものがあればぜひ撮って、1つの新しいジャンルになってほしいです。

(※鑑賞後に頂いたコメントです)


 
     
  鈴木杏(沙霧役)

 
  本番中に自分が観られなかったところを観ることができたり、自分がそこまで観ていなかったいろんな方の面白い表情が観れました。
あと公演時を思い出したりして、ずっと笑いっぱなしになってしまいました(笑)。
でもここまで映像がきれいで、ここまですごいとは思わなかったです。感動してます。

(※鑑賞後に頂いたコメントです)



 
     
  ラサール石井(狸穴二郎衛門役)

 
  映像がきれいなことにとても驚いています。
編集もそうですし、まるで映画を観ているような。
特に舞台っ面の広角の映像などもとても効果的できれいでした。
あとは随所で、みんな面白い顔というか面白い芝居をしているので笑えました。

(※鑑賞後に頂いたコメントです)



 
     
  佐藤アツヒロ(こぶしの忠馬役)

 
  感動しました。
すごく大変な舞台でしたが、映像は舞台とはまた違った感動が画面上から伝わって、
こういう形もいいなと思いました。
あとは他の出演者が色々なことをやっていることを、公演中は知らなかったので、
今改めて観て「あ、こんなことやってるんだ」というのに気づいて面白かったです。

(※鑑賞後に頂いたコメントです)



 
     
  粟根まこと(小田切渡京役)

 
  いやあ、これは長いですねえ。そして登場人物多すぎです。
ただ座って映画を観てるだけなのにものすごく疲れました。
劇場で実際に舞台をご覧になった方はもっとお疲れになったんじゃないかと。
出演者として、申し訳ありません。
ですが、これに懲りずまた長い芝居をやると思いますが、どうぞまたお越しくださいませ。
しかし、画面を通して客観的に見ると、いろんな事がわかりますねえ。
舞台側から見る出演者は大抵後ろ姿ですから、正面から見ると、みんな色んな表情とか
していて、興味深いです。
あと、染さんは江戸なまりがありますね。「ひ」が「し」になってる。
オープニングで「来い、秀吉」が「しでよし」になってましたね。
こういうの、意外と現場では気づかないもんですねえ。

(※鑑賞後に頂いたコメントです)



 
     
  三宅弘城(カンテツ役)

 
  いやー、普通にドキドキしました。
普通に笑って、普通に楽しんで、ドキドキして、感動しちゃいました。
出演者として「この時次の準備してたな」とか「あー、百人斬りのために移動してる時ドキドキしてたな」というのもありましたが、 それとは別に、観客として観ながら物語がクライマックスに向かっていってドキドキするのとで、2倍ドキドキしてました。
もうほんと、手に汗握って観ました。
普段は舞台はナマで観たほうがよいと思っているけど、今回は、カット割りとかフェードイン・フェードアウトの効果とか編集が素晴らしくて、 観ている最中は舞台の映像だということは忘れてました。
上演時にナマで舞台を観た方がもう1回観ると、あの時のドキドキを味わえるだけでなく、それとは違うドキドキが味わえるんじゃないかなと思います。ドキドキばっかりですね。
舞台が観られなかった方ももちろん楽しめますよ。映像でもないし舞台でもないし、普通に引き込まれていきますから。

(※鑑賞後に頂いたコメントです)



 
Copyright 2005 E!oshibai Co.,Ltd.